離婚したくない、離婚調停を申し立てられたら
離婚したくない、離婚調停を申し立てられたら
こんにちは、復縁セラピスト 宮長あきら子です。
突然、家のポストに裁判所からの郵便物がきたら、おどろきますよね。
そして、申し立て理由などを読むと、簡潔に書かれている分、落ち込みます。
「私は、そんなことしていない!」と、怒りが、こみ上げてくる方もいらっしゃるでしょう。
別居中の方でしたら、どこかで、もしかしたら、帰ってきてくれるかもしれない、
という淡い思いを、ズドーンと、重いなまりを、胸にうけたように、打ち砕かれます。
ですが、ここで、あきらめないでくださいね。
絶対に、離婚しなければいけない、わけではありません。
ムリヤリ、離婚させられてしまうこともないのです。
連絡がとれなかった方でしたら、逆に、接点がもてるチャンスです。
第三者を交えて、お話ができる機会だと、前向きにとらえましょう。
初回は、日程が決まっています。次回からは、あるていどの調整ができます。
おおよそ、月に1回のペースで、進みます。
離婚したくないのでしたら、3回ほどで、不成立にできますよ。
調停前に、しっかり資料などを、準備しておくことは、重要です。
厳粛な人や場所に、圧倒されてしまって、言いたいことが言えなくなってしまうからです。
もしも手紙を、旦那様に渡したい場合は、裁判所へ、内容の写しを提出することになります。
用意ができたら、担当の調停委員に、早めに渡しましょう。
調停委員は、男性と、女性の、2名です。最後まで、基本的に、担当は変わりません。
旦那様から起こされた調停でしたら、旦那様が申立人、奥様は相手方となります。
申立人から、呼ばれて、順番に、平等に話を聞いてくれます。
何でも、お話していただいてかまいません。
ただし、そのまま、旦那様に伝わることが、前提です。
ここで、注意したいことは、調停では、決して、どちらが正しいか、ジャッジをしてはくれません。
離婚したくないのでしたら、起きたことや原因を、一生懸命に説明しようとしないでください。
旦那様からしたら、自分の訴えを、受け入れられていないように聞こえてしまうからです。
離婚調停では、弁護士、陳述書はいりません
現在、ご夫婦の3組に1組の割合で、離婚しています。 日本も、離婚大国となってしまいました。
ネットの情報も、私のときより、じつに進化しています。
しかし、ここで騙されないでほしいのです。
離婚調停で、修復を望まれる場合は、弁護士は必要ありませんし、陳述書も必要ありません。
調停委員を味方につける、つけないも、まったく意味がありません。
なぜかと言ったら、調停は、裁判ではありませんので、合意がなければ、決定権がないからです。
単純に、旦那様と奥様の、ふだんの話し合いに、第三者が入るだけのことなのです。
とくに、弁護士は裁判になって、慰謝料から利益を取ることが、お仕事です。
夫婦仲修復の、お手伝いはしてくれません。
裁判所に向かうのに、ご不安な気持ちは、よくわかりますが、弁護士や陳述書は、武装といえます。
もちろん、旦那様がしかけてきた戦いではあるのですが、相手に弁護士がついているとわかったら、
どう感じるでしょうか?
あなたは、夫婦仲修復をしたいのですよね。
旦那様だって、きっと初めてのはずです。不安な気持ちで、いっぱいのはずなのです。
丸腰で、何も武器をもたない状態で、のぞむことをおすすめします。
あくまでも、旦那様に夫婦仲修復の意図を伝えるチャンスとして、とらえてくださいね。
離婚調停を、取り下げてもらうには?
ここで、安心していただきたいのは、離婚調停を起こされたからといって、離婚しないといけないわけでありません。
調停は、2人の言い分を、第三者が話しを聞くだけであって、何も決めたり、裁いたりしないのです。
調停中ではありませんが、私のように、復縁できるケースもあるのです。
私は、3回調停をして、旦那様は離婚したい、私は離婚したくない、という平行線だったために、不成立で終わりました。
夫婦仲の修復ができたのは、その後です。
旦那様が、離婚調停を起こされた場合に、すぐに止めさせたい気持ちになるかと思いますが、
「取り下げてほしい。」と懇願したり、「絶対に離婚には応じないから。」と言うことは、逆効果です。
できれば、抵抗せずに、調停には、のぞまれた方が良いでしょう。
なぜかと言うと、男性には、一度決めたら、成し遂げたいという心理があるからです。
そして、離婚調停を起こせば、離婚できるのではないか、という安易な考えがあります。
それを調停を通じて、簡単にできるものではない、という現実を、自ら体験なされば良いのです。
ですので、周りから、説得されて、取り下げをするよりも、結果、不成立になった方が、ご自分も納得できるはずなのです。
調停では、何を伝えたら良いのでしょうか?
「まだ、愛しているから、やり直したい。」や「子供がいるから、離婚できません。」という、ご自分の気持ちだけを、伝えるようなことは避けましょう。
離婚したくないのでしたら、ご自分の落ち度を認めること、相手への感謝、やり直せるという具体的な根拠を示すことが、重要です。
いくら旦那様が浮気をしていたり、身勝手な行動をしていたとしても、相手ばかり責めていたのでは、復縁はできません。
ご自分の、どんな態度に問題があったのか、旦那様は、どんなことを望んでいたのか、男性心理を知ることで理解できることがあります。
また、調停では、旦那様にあてた手紙を用意することを、おすすめします。
なぜかと言うと、調停では、直接話すことができないので、第三者を通して、伝言ゲームのようになってしまうからです。
くれぐれも、思いの丈をぶつけるような、感情的なものはやめましょう。男性には、受け入れられません。
ご自分の落ち度を認めること、相手への感謝、やり直せるという具体的な根拠を示してくださいね。
それには、きちんと、旦那様が離婚したい理由に、あなたが真摯に向き合って、変わる必要がありますよ。
夫婦仲修復させたいのでしたら、あなたが、いち早く、愛され妻になっていただくことが先決です。
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